要石(かなめいし)
Instagramでほぼ毎日リーディングの投稿をしています(たまに休みます)。
本日はこちら。
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もしも貴方が
大きな変化を望むのなら
今は語るよりも
何か行動してみましょう。
今日の行動・成果が
後に要となるかもしれません。
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天照大神の命を受け、天より芦原中津国(日本の国土)に降り平定した、雷と剣の神です。鹿島神社(茨城県)のご祭神でもあり、鹿島様とも呼ばれています。
経津主神(フツヌシノカミ)と共に関東を平定した際、香取・鹿島神社のある常陸・下総付近は、地中に棲む大鯰(おおなまず)が荒れ騒ぐせいで地震が多く、ただよえる国でした。
そこで二神は、大鯰の頭と尾に、地中深く石の棒(要石)を刺し通し、地震を鎮めました。
カードにも見えるように、鹿島様は鯰の頭を押さえていると言われ、鹿島神社では、その深く穿たれた石棒の頭の部分を「要石」として見ることができます。
仏教が入ってきた後に付されたんだと思いますが、漂う日本の国土を、大地の最も深い部分(仏教的宇宙観でいう金輪際)に繋ぎ止めている柱との由来もあるそう。
神話を離れて、ヤマト政権による蝦夷(中央政権から見た関東以北)進出の際、両神社は地形的に軍事上・交通上においても重要拠点とされていて、いろんな意味で「要」だったようですね。
扇を開閉するために、骨の末端にはめ込む釘を「要(かなめ)」といいいます。
そこから転じて、物事の最も大切な部分を指すようになりました。
「要」は、大切なもの。なくてはならぬもの。
「要石」は、抑えるもの。動かしてはいけないもの。
よく似て非なる、2つの意味。
けれど、両方の意味を持つものもあるのではないかと感じました。
自分の中で、動かしてはならないと感じる重要なもの。ゆるぎないもの。
それがあることで、安定するもの。
自分軸・信念・意図・礎・基礎 etc.
多分、「信じる」ということそのものが要石。
思い当たることや、それを表す言葉は、きっと人それぞれ違うでしょうが、今日のリーディングが誰かの気づきになったら嬉しいです。
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